大阪大学院医療系研究科 医療経済・経営学寄附講座

Mail Magazine

メルマガ『医療と経済』
No.30 【最新号】
2018/7/25

40度近い猛暑が続いております。お体をご自愛ください。過去1カ月程度を視野に医療経済・経営関係の情報をまとめたメルマガをお届けします。


政策情報

●内閣府
・第11回経済財政諮問会議(7月9日)
「中長期の経済財政に関する試算」を公表。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2018/0709/agenda.html

●財務省
・平成31年度予算概算要求基準(7月10日)
https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2019/index.html

●厚生労働省
・「腎疾患対策検討会報告書〜腎疾患対策の更なる推進を目指して〜」(7月12日)
2028年までに、年間新規透析導入患者数(2016年39,344人)を35千人以下に減少させるという成果目標を設定(座長:柏原 直樹 日本腎臓学会理事長)。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000172968_00002.html

・平成29年度「乳幼児等に係る医療費の援助についての調査」(7月7日)
各都道府県、市区町村の実施する乳幼児等に係る医療費の援助は、助成内容が様々であるが、本調査は、その実施状況を整理し取りまとめたもの。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000213116.html

統計情報

●厚生労働省
・「平成29年簡易生命表の概況」(7月20日公表)
2017年のデータによると男性の平均寿命は81.09歳(世界第3位)、女性は87.26歳(同2位)となった。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life17/index.html

●福祉医療機構
・「平成29年度 福祉・医療施設の建設費について」
近年上昇傾向にあった平米単価は依然として高い水準ながら、特養、首都圏における保育所、老健において低下し、病院も前年度から横ばいと、上昇には一服感がみられる。
http://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/180627_no.2.pdf

アカデミック情報

●NBER
・Malani and Jaffe, "The Welfare Implications of Health Insurance," NBER Working Paper No. 24851
http://www.nber.org/papers/w24851

・Julian Reif, "A Model of Addiction and Social Interactions," NBER Working Paper No. 24842
http://www.nber.org/papers/w24842

・Bernheim and Taubinsky, "Behavioral Public Economics," NBER Working Paper No. 24828
http://www.nber.org/papers/w24828

●OECD
・「Delivering Quality Health Services: A Global Imperative」(質の低い医療は疾病と医療費の負担を増やす)(7月5日)
OECD、WHO、世界銀行の共著となる報告書。所得水準に関わらずどの国でも、医療サービスの質が悪いと医療の進歩が妨げられること、質の低い医療が原因の病気によって、家族と医療制度が支払う医療費が増えていることなどを指摘。
http://www.oecd.org/health/low-quality-healthcare-is-increasing-the-burden-of-illness-and-health-costs-globally.htm

●国立社会保障・人口問題研究所
・『社会保障研究』第3巻第1号
特集「戦後社会保障改革史—オーラルヒストリーと史資料で描くその軌跡—」として8本の論文などが掲載。
http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/sakuin/kikanshi/0301.htm

●健康保険組合連合会
・『健保連海外医療保障』No.118
特集「医療費適正化への取組み」として、ドイツ、フランス、イギリス、韓国の事例を紹介。
https://www.kenporen.com/include/outline/pdf_kaigai_iryo/201806_no118.pdf

●医薬産業政策研究所
・「政策研ニュース」No.54
廣實万里子「成果に応じた医薬品の支払制度の動向」など計10本のレポートを掲載。
http://www.jpma.or.jp/opir/news/news-54.pdf

●公益財団法人資本市場研究会
・小黒一正「日本財政の現状と課題〜医療保険制度の改革を中心に〜」『月刊資本市場』No.394
公的医療保険の基本的役割を堅持しつつ、医療財政の持続可能性を高めるためには、給付範囲の見直しや、後期高齢者医療制度の診療報酬について自動調整メカニズムの導入が必要としている。
http://www.camri.or.jp/files/libs/1115/201807030943053026.pdf

●東京財団政策研究所
・佐藤主光「医療費の「見える化」と選択肢」『税・社会保障調査会』(7月17日)
保険料を上げる代わりに独自に診療報酬を引き下げる選択肢(地域別診療報酬の活用)を明示している奈良県の取り組みを考察。
https://tax.tkfd.or.jp/?post_type=article&p=760

●ニッセイ基礎研究所
・中里透「190兆円の社会保障費をどのようにとらえるか−「2025年問題」の虚像と実像」(6月25日)
2040年度の社会保障費が190兆円に達するとの政府試算について、人口動態の変化を踏まえると実質的な負担は、急増ではなく緩やかな形にとどまると指摘。
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58888?site=nli

・金明中「文在寅政府の医療政策「文在寅ケア」がスタート-財源の安定的な確保こそが成功の近道-」(7月4日)
韓国で2018年から開始された「健康保険の保障性強化対策」、いわゆる文在寅ケアについて解説。国民医療費の負担減、医療に対するセーフティネットの強化が目的。
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58977

・久我尚子「健康に関わる女性の不安−年齢とともに感染や罹患から介護へ、未婚40代は不安最多だが半数は対策をしておらず」(7月3日)
健康や医療、介護に関わる不安要因について、Webアンケートによるデータに因子分析を適用して分析。
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58967?site=nli

・三原岳「高齢者医療費の自己負担引き上げは是か非か−「骨太方針2018」を通じて背景と論点を考える」(6月29日)
「骨太方針2018」を通じて、高齢者医療費に関する自己負担の現状、自己負担引き上げが浮上した背景や論点を整理し、年齢に着目した負担割合区分の見直しを指摘。
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58956?site=nli

・片山ゆき「中国の公的医療保険制度について(2018)−老いる中国、14億人の医療保険制度はどうなっているのか」(6月28日)
中国の公的医療保険制度について、制度構造、保険料負担、入院・通院給付に分けて北京市の例を中心に解説。
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58947?site=nli

●大和総研
・石橋未来「後発医薬品のシェア拡大に必要なこと」(7月18日)
後発医薬品の使用割合の差について、地域や医療機関の設置主体、患者の属性などにより検証。 https://www.dir.co.jp/report/research/policy-analysis/social-securities/20180718_020203.pdf

・是枝俊悟「平成の30年間、家計の税・社会保険料はどう変わってきたか」(6月21日)
1988年から直近2017年までの間の家計が負担する税・社会保険料の変化について家計調査などをもとに検証。
https://www.dir.co.jp/report/research/law-research/tax/20180621_020168.html

催し物

●当講座大阪研究会
日  時:7月26日(木)18時30分〜20時30分
場  所:大阪大学中之島センター4F405教室
   〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
   京阪中之島線中之島駅より徒歩約5分、JR東西線新福島駅・阪神電車福島駅より徒歩約9分

講  演:次世代医療基盤法の施行と医療データ二次利用の動向(仮題)
   竹村匡正先生・兵庫県立大学応用情報科学研究科教授 

申  込:ご出席希望の方は、7/26(木)正午までに(事務担当 内藤:naito@sahs.med.osaka-u.ac.jp)宛に「大阪研究会第18回」という件名で、氏名及び所属をご連絡下さい。



最後までお読みいただき有難うございます。ご意見ご感想をおまちしています。
また、過去のメルマガはこちらにおいてあります。http://ohem.jp/mailmag/

(編集後記)情報収集にご協力頂きました入江啓彰氏、鈴木善充氏に感謝いたします。

編集発行:大阪大学大学院医学系研究科 医療経済・経営学寄附講座
(HP:http://ohem.jp/)
連絡先: 講座秘書 内藤: naito@sahs.med.osaka-u.ac.jp

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